2018年9月5−7に開催されたロボット学会を聴講しました。「飛行ロボット」のセッションでは、徳島大の三輪先生が、レンコン畑でカモを追い払う実験と、学生さんから全天候型小型無人航空機の報告がありました。防衛大の滝田先生から、後退翼(無尾翼)に4つの角度可変のローターをつけたVTOLの紹介がありました。従来技術として取り付け角度が斜めのヘキサ・マルチコプターがあって、そのプロペラを可変ピッチにしたら飛行性能がどうなるかをGazeboでシミュレーションした結果が東北大から報告がありました。インフラ維持管理用ロボットのプロジェクトは既報ですが、幾つかドローンのテーマがあります。発表を聞けていませんが、論文集には北大江丸研から港湾設備点検UAVの紹介がありました。印象としては、ArduPilot/ PX4 が結構利用されています。それから深層学習・AIがロボット学会にも多く登場してます。
UAVCAN搭載の自作ドローン
ドローンのフライトコントローラーに関するオープンソースのプロジェクトの一つにArduPilotがあります。
2017年春にArduPilotの講習会に参加しましたが、1年後の2018年7月に卒業生の研究成果の発表会に参加しました。
自動車のECUを連結するCANバスを、無人飛行機(UAV)に応用するコミュニティー活動としてUAVCANが有ります。
今回UAVCAN に対応したESCを購入してF450自作機を改造した成果を発表しました。
インフラ点検ドローンの構想を発表
幕張メッセで開催されている「橋梁・トンネル技術展」にて、人工知能対応・インフラ点検ドローンの構想を発表致しました。
PwCコンサルティング合同会社様の展示会内ブースにて「Droneビジネスマッチング with 首都高様」というイベントが開催され、発表の機会をいただきました。
ハイウェイテクノフェア 2017
2017年11月に国際展示場にてハイウェイテクノフェアが開催され、見学しました。高速道路に関する技術と製品の展示会です。NEXCO東日本は高速道路に関わる災害調査にカナダ製のドローンを使用していました。NEXCO中日本はSCIMUSといる略称の構造物点検調査ヘリシステムを説明してました。川田テクノロジーズは橋梁点検マルチコプタを、首都高はブースの上部にドローンを展示。デンソーも橋梁点検ドローンを出してました。
InterDrone 2017
2017年9月に開催されたInterDrone展示会を見学しました。会場はラスベガスのRioというホテルの催事場で、産業用のUAV/ UAS/ Dronesが主題で190社近くが出展。セミナーや会議が8トラック並列で開催されました。空撮、測量&地図、建築、インフラ点検、精密農業、土地家屋(リアルター)等々、産業化の勢いが強い印象を受けました。