2025年に大阪で開催される万博の準備が進んでおり、「People’s Living Lab促進会議」がテーマを募集していた。大きなテーマとして新しいMobilityが挙げられており、個人として出来る事を思案してみた。
日本が強みを持つマイコンを活用し、当初から複数のIoTシステムをモジュラに組み合わせが可能な、分散協調システムを構築する事を提案したい。
有人航空機では厳しい故障率達成のため機能の冗長化を図る手法が定着している。分散協調機能により、複数のIoTシステムで機能分担・機能の冗長化を低コストで実現可能となる。更にIoTシステムに機械学習・AI機能を付加して予防保全を実機上でリアルタイムに行うことも視野に入れている。ここ5年で5Gの上空利用が(特区でも構わないが)実現すれば、オンライン故障予知を実現する事も出来る
即ち、分散協調を前提としたIoTシステムのプラットフォームを準備して、かつ安価な設計・検証ツールを提供すれば、草の根活動でも安心・安全なオートパイロット・システムを実現出来る。
さらに、準天頂衛星システム(QZSS)を利用したセンチメーター級の高精度測位技術を導入し、かつドローンIDの方式・実装検討まで実施する事を目標に置くことにしました。